「こ」で始まる

出産に関する解説

骨盤位とは?帝王切開の必要性

通常、赤ちゃんは子宮の中で頭部を下にした位置にいます。これを頭位といいます。 骨盤位とは頭が上になっている状態で、いわゆる「逆子(さかご)」です。母子健康手帳の14ページに記載されているのは分娩時の赤ちゃんの位置です。骨盤位のうち、おしりから出てくる場合を「臀位(でんい)」、足から出てくる「足位(そくい)」、立ち膝のような姿勢でひざから出てくる「膝位(しつい)」といいます。全体で5%くらいの赤ちゃんがこうした位置になるといわれています。 最近では赤ちゃんの安全のため、帝王切開をすることが多くなりました。
その他

合計特殊出生率とは?日本の現状と課題

合計特殊出生率とは、一人の女性が生涯に何人の子どもを産むかを示す値のことです。総人口が増えも減りもしない均衡状態の合計特殊出生率は2.07だといわれており、夫婦2人が2人以上の子供を持つことでやっと社会の延命ができるということになります。しかし、2005(平成17)年には1.26となり、過去最低を記録しました。少子化対策に力を入れた結果、2015(平成27)年は1.45と一時上昇しましたが、2019(令和元)年には1.36となり、少子化傾向は続いています。
妊娠中に関する解説

抗体とは?

抗体(自分とは違った異物(抗原=ウイルスや細菌など)が体内に入り込んだとき、そのたんぱく質に反応し、体から追い出すためにできる対抗物質)は、私たちの体を感染症から守るために重要な役割を果たしています。抗体は、白血球の一種であるB細胞によって産生され、それぞれの抗原に特異的な構造を持っています。 抗原が体内に入ると、B細胞はその抗原を認識して活性化され、抗体を産生し始めます。抗体は、抗原と結合することで、抗原を標的として破壊したり、免疫細胞に提示して攻撃させたりします。また、抗体は、抗原を記憶することで、再感染を防ぐ役割も果たしています。 抗体の仕組みは、以下のようになります。まず、病原体の抗原が体内に侵入します。その抗原は、B細胞の表面にある受容体に結合し、B細胞を活性化します。活性化したB細胞は、形質細胞に分化し、抗体を産生し始めます。産生された抗体は、血液中に放出されて、病原体の抗原と結合します。抗原と結合した抗体は、他の免疫細胞(マクロファージやナチュラルキラー細胞など)に認識され、病原体を破壊します。
幼児ケアに関する解説

交流保育とは?多様な人々と触れ合うことの重要性

育児に関する用語『交流保育(さまざまな人々との交流を子どもの育ちにいかしていく保育の方法。園内で異年齢の子ども、外国籍の子ども、障害を持つ子どもたちなどとのかかわりを持つこと。)』の章では、まず交流保育の定義や目的を説明します。交流保育とは、さまざまな年代や背景を持つ子どもたちが自然な形で交流・遊びあうことを通して、互いの個性を認め合い、多様性を尊重する姿勢を育む保育のことをいいます。 この保育の特徴は、複数の年齢の子どもが同じ保育室で生活することです。また、外国籍の子どもや障害を持つ子どもも一緒に生活しています。このことで、子どもたちは互いに違いを認め合い、尊重し合うことを自然に学ぶことができます。また、異なる年齢や背景を持つ子どもたちと関わることで、社会性や協調性も育まれます。 交流保育は、子どもの成長発達に大きな役割を果たすことができると言われています。しかし、この保育を行うためには、保育者や保護者など、周りの大人たちの理解と協力が必要不可欠です。
子どもの教育に関する解説

子どもの権利条約とは?

子どもの権利条約は、1989(平成元)年11月に国連総会で採択された、子どもの権利の包括的保障を実現するための条約です。日本は1994(平成6)年5月に批准し、正式には「児童の権利に関する条約」といいます。 この条約は、18歳未満のすべての者を児童と定義し、児童に関するすべての措置をとるに当たっては「児童の最善の利益」が主として考慮されるものとしています。児童に、生命に対する固有の権利、養育される権利、自由に自己の意見を表明する権利、結社の自由及び平和的な集会の自由についての権利等を認め、児童を単なる保護の対象者から、権利を行使する者への能動的転換を図りました。
産後ケアに関する解説

子育て世代包括支援センターとは?

子育て世代包括支援センターとは、妊娠期から子育て期まで切れ目なく、さまざまな相談に応じ支援を提供する施設です。保健・医療・福祉・教育など、お住まいの地域の機関が連携し、必要に応じて、個別に支援プランを作成して継続的な相談に応じます。 子育て世代包括支援センターの対象者は、すべての妊産婦さん、乳幼児とその保護者の方々です。子育てで困ったことやつらいことがあるときは、ひとりで抱え込まず、遠慮なく相談しましょう。
乳児ケアに関する解説

赤ちゃんの股関節脱臼 知っておきたい予防と治療

股関節脱臼とは、大腿骨(太ももの骨)の頭が骨盤から外れた状態を指します。 大腿骨の頭はボールのような形をしており、骨盤にはまっています。骨盤側にはボール部分を受け止める蓋(臼蓋(きゅうがい))がありますが、この臼蓋の発育が未熟なために起こることが多く、女の子に多いといわれます。
股関節脱臼の原因には、不適切な抱っこやおむつのあてかたも挙げられます。抱くときやおむつは両足をM字型にし、股を開かせることが大切です。 かつて赤ちゃんの脱臼は「先天性股関節脱臼」と呼ばれていましたが、こうした出生後の育児習慣によって生じていくことから、近年は「先天性」ではなく「発育性股関節形成不全」と呼ばれます。
発育性股関節形成不全の症状には、以下のようなものがあります。 ・股関節の動きが悪い股関節を動かすと音がする片方の足が短く見える歩行が遅れる 股関節脱臼は、早期発見と治療が大切です。乳幼児健康診査(乳児健診)で医師が股関節の動きを慎重に調べるのは、このためです。発育性股関節形成不全が疑われる場合は、専門医による精密検査が必要です。
出産に関する解説

児頭骨盤不均衡の理解と対処法

児頭骨盤不均衡とは、赤ちゃんの頭が骨盤よりも大きく、赤ちゃんの頭が骨盤を通過することができない状態のことを言います。児頭骨盤不均衡は、赤ちゃんが大きすぎたり、骨盤が小さすぎたり、骨盤の形が異常であったりすることが原因で起こります。 児頭骨盤不均衡が起こると、陣痛が強くても赤ちゃんがなかなか産道を通過できず、難産になることがあります。また、児頭骨盤不均衡がひどい場合は、帝王切開が必要になることもあります。 児頭骨盤不均衡は、分娩前診断で予測することができる場合があります。分娩前診断で児頭骨盤不均衡が予測された場合は、帝王切開を予定して分娩に臨むことになります。
幼児ケアに関する解説

個別計画とは?

個別計画の作成方法 個別計画の作成方法は、以下の手順に従って行います。 1. -子どもの情報を収集する。- これには、子どもの生育歴、心身の発達、活動の実態、および親の希望などに関する情報を収集することが含まれます。 2. -子どものニーズを評価する。- 子どもの情報を収集したら、その情報を用いて子どものニーズを評価します。これは、子どもの強みと弱み、および子どもの発達を促進するために必要な支援を明らかにすることを含みます。 3. -個別計画を作成する。- 子どものニーズを評価したら、その情報を用いて個別計画を作成します。個別計画には、子どもの目標、その目標を達成するための方法、および進捗状況を評価するための方法を記載する必要があります。 4. -個別計画を実施する。- 個別計画を作成したら、その計画を実施する必要があります。これは、子どもの発達を促進するために必要な支援を提供することを含みます。 5. -個別計画を評価する。- 個別計画を実施したら、その計画を評価する必要があります。これは、子どもの進捗状況を評価し、必要に応じて計画を調整することを含みます。
子どもの発達に関する解説

育児の基本!五大栄養素とは?

五大栄養素とは、生命の維持や活動に必要な物質のことであり、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの5つに分類される。炭水化物は、米、パン、麺類などに多く含まれ、身体を動かすエネルギー源となる。また、たんぱく質は、肉、魚、卵、大豆製品などの食品に多く含まれ、筋肉や臓器の材料となる。さらに、脂質は、バター、油、ナッツ類などに多く含まれ、身体にエネルギーを蓄え、細胞膜などの構成成分となる。 また、ビタミンは、野菜や果物、肉、魚などに多く含まれ、身体の調子を整える働きをする。そして、ミネラルは、野菜、海藻、肉、魚などに多く含まれ、骨や歯の形成、血液の生成、筋肉の収縮などに必要な成分となる。これらの5つの栄養素は、相互に関連しており、バランスよく摂取することが重要である。
産後ケアに関する解説

後陣痛:出産後の痛みを和らげる方法

後陣痛とは、分娩後に子宮が収縮して起こる痛みのことです。分娩後、赤ちゃんと胎盤が子宮内から出て行くと、子宮は急激に元の大きさ(卵)に戻ろうと収縮を始めます。この収縮によって起こる痛みが「後陣痛」です。後陣痛は、産後2-3日間に起こることが多く、その痛みは陣痛のような痛みと似ています。 後陣痛は、分娩の経過や産後の状態によって、痛みを感じる程度に個人差があります。また、経産婦の方が経産婦の方よりも、後陣痛の痛みを強く感じることがあります。
その他

子育てひろばって知ってる?

子育てひろばとは、自治体や実施主体により様々な名称が用いられているが、保育所、児童館、子ども家庭支援センターなどで実施されている、相談員による子育てに関する相談、情報の提供、子育てサークル活動の支援、親子の交流の場のことである。 児童福祉法の地域子育て支援拠点事業に位置づけられるもので、子育てひろばでは、子育てに関する様々な悩みや不安を相談したり、子育てに関する情報を提供したり、子育てサークル活動の支援を行ったり、親子の交流の場を提供したりしている。 子育てひろばは、子育て中の親が気軽に利用できる施設となっている。子育てひろばを利用することで、子育てに関する悩みや不安を相談したり、子育てに関する情報を提供したり、子育てサークル活動に参加したり、親子の交流を深めたりすることができる。
その他

子育て安心プランとは?その概要と目的

子育て安心プランとは、育児を安心して行えるよう、保育所等の受け皿を整備し、待機児童を解消することを目的とした政府の施策です。少子化対策の観点からも、育児と今後のキャリアの両立を支援することを目指しています。2018(平成30)年より3年間で約32万人の保育の受け皿確保を目指す「待機児童加速化プラン」として始まり、2021(令和3)年度からは新子育て安心プランが発表されています。 新子育て安心プランでは、待機児童解消に加えて、保育の質向上や保育士の処遇改善も重点的に取り組むとしています。また、地域子育て支援拠点の整備や、子育て家庭への情報提供・相談支援の充実も図る予定です。
その他

育児に関する用語『子育て支援』とは?

子育て支援とは、子育てに不安や悩みを抱いたり、ストレスを感じたりしている子育て中の親、あるいは保護者への支援のことです。助言をしたり、相談を受けるなどの役割機能が幼稚園や保育所に期待されています。 子育て支援の目的は、子育て中の親や保護者が、子育てに関する不安や悩みを解消し、子育てを楽しめるように支援することです。また、子育てに関する知識や技能を身につけ、子育てに対する自信を高めることにもつながります。 子育て支援は、親や保護者が子育てに前向きに取り組むことができるように支援することで、子どもの健やかな成長発達を促進する上で重要な意味を持ちます。また、子育て支援は、親や保護者の孤立を防ぎ、子育てに関する情報を提供することで、子育てしやすい環境づくりにもつながります。
その他

ワンストップサービスとは?負担軽減のための仕組み

ワンストップサービスは、子育てに関する様々な手続きを一カ所で受けられるようにすることで、子育て世帯の負担を軽減することを目的としています。具体的には、児童手当、保育、母子保健、ひとり親支援などの申請・手続きを、マイナンバー制度を活用して、オンラインで一括で申請・確認・変更ができるようになるものです。 このサービスの意義は、子育て世帯の負担軽減だけでなく、子育てに関する情報を集約・共有することで、子育て支援の質の向上にもつながることが期待されています。また、ワンストップサービスの導入により、子育て世帯と行政とのコミュニケーションが円滑になり、子育て世帯のニーズを的確に把握して支援につなげることが可能となります。
子どもの教育に関する解説

公開保育とは?目的や効果、実施方法まで徹底解説

公開保育とは、保育園で行われる保育内容を一般に公開することです。 公開保育を実施する目的は、保護者や地域住民に保育園の保育内容や方針を理解してもらうこと、そして保育園と保護者や地域住民とのコミュニケーションを図ることです。公開保育では、保育士の保育の様子や子どもたちの活動の様子を見学することができます。また、保育士や園長に直接質問したり、意見交換をしたりすることもできます。 公開保育の効果としては、まず、保護者や地域住民が保育園の保育内容を理解することで、保育園に対する信頼感が高まることが挙げられます。また、公開保育を通じて保護者や地域住民とコミュニケーションを図ることで、保育園と地域社会との連携が深まります。 さらに、公開保育で子どもたちの活動の様子を見学することで、保護者が子どもの成長をより身近に感じることができるようになります。
幼児ケアに関する解説

降園とは?保育園退園のメリット・デメリット

降園とは、保育園や幼稚園などの就学前教育施設を退園することを意味します。降園の理由は様々であり、引っ越しや転園、小学校への進学などが一般的です。降園の時期も、年度末や学期末、月の中途 など様々です。降園の手続きは、施設によって異なりますが、一般的には退園届を提出する必要があります。退園届は、施設の窓口で入手できることが多いです。退園届には、園児の名前や生年月日、在園期間、退園理由、退園日などを入力する必要があります。退園届を提出すると、施設から退園証明書が発行されます。退園証明書は、小学校への入学手続きや、児童手当の申請などに必要となる場合があります。
その他

育児の基礎知識:抗原

抗原とは、免疫反応を引き起こす物質のことです。免疫反応とは、体内に侵入してきた異物(細菌やウイルスなど)を排除するための反応のことです。 抗原には、細菌やウイルスだけでなく、花粉やダニの死骸、食べ物の成分など、さまざまなものがあります。抗原が体内に侵入すると、免疫細胞が反応して抗体を産生します。抗体は、特定の抗原と結合してその抗原を無力化します。 抗原は、免疫反応の鍵となる物質であり、免疫システムが機能するためには、抗原の存在が必要不可欠です。 抗原がなければ、免疫システムは異物を認識することができず、感染症やアレルギーなどの病気を予防することができません。
その他

子どもの権利条約・人権とは?

子どもの権利条約とは、子どもの基本的権利を保証することを目的とした条約です。子どもの基本的人権は憲法においても定められており、日本はこの条約を批准しています。この条約により、子どもの権利は侵害されることなく、最善の利益と幸せが保障されることが求められます。 子どもの権利条約の目的は、子どもの人権と良心を高め、また子どもの人権を尊重することの大切さを認識することを奨励することです。条約では、子どもの生存権、保護権、発達権など、子どもの権利を網羅的に規定しています。また、子どもに対して差別のない教育と医療を提供することや、子どもを虐待や搾取から守ることを求めています。 子どもの権利条約は、子どもの権利を世界的に高める上で重要な役割を果たしています。この条約は、多くの国で子どもの権利を保障する法律や政策の制定につながっています。また、子どもの権利に関する意識を高めることで、子どもを虐待や搾取から守ることに貢献しています。
幼児ケアに関する解説

高ばいの意味と、育児における活用法

高ばいとは、両手をついて、膝を伸ばした状態で足の裏を床につけて移動することです。乳幼児が歩く前の移動手段としてよく見られます。また、姿勢を低くして移動することで、障害物を避けたり、狭い場所を通り抜けたりするのにも役立ちます。 高ばいのルーツは、人類の進化にあります。人類は、二足歩行を獲得する以前は、四足歩行をしていました。四足歩行をしていた頃は、姿勢を低くして移動することで、障害物を避けたり、狭い場所を通り抜けたりすることができました。二足歩行を獲得した後も、この姿勢を低くして移動する能力が残ったと考えられています。 高ばいは、乳幼児の成長において重要な役割を果たしています。高ばいをすることで、乳幼児は、体幹や下肢の筋肉を鍛えることができます。また、空間認識能力やバランス感覚の発達にも役立ちます。さらに、高ばいは、乳幼児の好奇心を刺激し、探索活動を促す効果もあります。 高ばいは、乳幼児の成長において重要な役割を果たしていますが、注意すべき点もあります。高ばいをするときは、床に滑り止めを敷くなど、安全な環境を整えることが大切です。また、乳幼児が障害物につまずいたり、転落したりしないよう、周囲に注意を払う必要があります。
子どもの教育に関する解説

混合保育とは?その歴史と現状

日本の保育制度において使われている混合保育という言葉の歴史は、意外と古く、1948年(昭和23年)に公布された児童福祉法がそのルーツです。この法律は、児童福祉に関する基本的理念や施策を定めたもので、その中で「児童は、心身ともに健全に育成されるように努めなければならない」と規定しています。混合保育も、この理念に基づいて、異なる年齢の児童を一緒に保育することで、児童の社会性やコミュニケーション能力を育成することを目的としています。 混合保育という言葉が最初に登場したのは、1950年(昭和25年)に発表された「児童福祉法施行規則」です。この規則では、「混合保育とは、異なる年齢の児童を同じ保育所で保育すること」と定義しています。また、混合保育を行う際には、児童の年齢や発達段階に応じて、適切な保育内容や環境を提供することが必要であると規定しています。1960年代に入ると、保育所の数が急激に増加し、混合保育を行う保育所も増えていきます。
子どもの遊びに関する解説

ごっこ遊びを通して子どもを育てる

ごっこ遊びとは、子どもなりにさまざまなイメージを膨らませて「見立て」による想像遊びのことです。例えば、段ボール箱を車に見立てて遊んだり、ぬいぐるみを赤ちゃんに見立ててあやしたりするような遊びです。ごっこ遊びは、子どもの創造性を育み、社会性を身につけるうえで重要な遊びです。 ごっこ遊びは、子どもの成長段階に応じて、さまざまな形態をとります。幼児期には、簡単な見立てによる遊びが中心ですが、学童期になると、より複雑な社会的なごっこ遊びをするようになります。例えば、友達と一緒に家ごっこをしたり、お店屋さんごっこをしたりするような遊びです。 ごっこ遊びは、子どもの発達に多くのメリットがあります。まず、創造性を育むことができます。ごっこ遊びをすることで、子どもは自由に想像力を働かせ、さまざまな世界を創り出すことができます。また、社会性を身につけることができます。ごっこ遊びをすることで、子どもは友達と協力して遊ぶことを学び、ルールを守ることを覚えます。さらに、言葉の発達を促すことができます。ごっこ遊びをすることで、子どもは言葉を使って自分の考えや気持ちを表現するようになります。
乳児ケアに関する解説

口唇ヘルペスとは?原因、症状、治療法

口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス1型によって引き起こされるウイルス感染症です。単純ヘルペスウイルス1型は、主に口の周りを感染させますが、まれに手、足、臀部、陰部にも感染することがあります。口唇ヘルペスは、疲労、ストレス、日光への暴露、免疫システムの低下など、様々な要因によって引き起こされます。 口唇ヘルペスの症状は、小さな水ぶくれが唇の上や周囲にできることから始まります。水ぶくれは、その後破裂して潰瘍を形成します。潰瘍は、痛みを伴い、食事や飲み物を摂取することを困難にすることがあります。また、口唇ヘルペスのウイルスは、眼、脳、脊髄に感染することがあります。
幼児ケアに関する解説

育児用語『孤食』とは?

-# 育児に関する用語『孤食(家庭内で集まって食事をとらず一人で食事をすること。)』 -# 孤食とは? 孤食とは、家庭内で集まって食事をとらずに一人で食事をすることを指します。一定の条件のもとで一人の食事を推奨する『個食』とは意味が異なります。単に一人暮らしの方が一人で食事をすることについて用いられるのではなく、一人暮らし以外の方が家族と一緒に食卓を囲まない状態や、家族一緒に食卓を囲んでも食事に対しての関わりが薄く家族間にコミュニケーションが発生しない状態のことを指します。 孤食が及ぼす影響は、心身の健康や家庭円満にも大きな影響を与えることが研究によりわかっています。孤食状態にある方は、栄養バランスの偏りが生じ、肥満や生活習慣病のリスクが高くなります。また、コミュニケーション不足からうつ状態、不眠症などの精神的な問題が起こりやすくなります。 孤食を改善するには、どのような方法があるのでしょうか。まず、家族で食事をする時間を確保することが大切です。食事中はお互いの近況報告や、その日あった出来事などを語り合うなど、コミュニケーションを積極的にとりましょう。また、子供と一緒に料理や食事の片付けをするなど、食に関わるお手伝いをしてもらうのもおすすめです。