「ふ」で始まる

その他

フレンドホームとは?東京都の取り組み

東京都は、児童養護施設や乳児院に暮らしている子どもたちを、夏休みや冬休み、日曜、祝日などに家庭で数日間預かり、家庭での生活体験をさせる事業「フレンドホーム」を行っています。この事業は、都内や近隣の児童養護施設等で生活している、おおむね1歳から12歳の子どもたちを対象としています。 フレンドホームの背景にある思いとは、子どもたちに家庭の温かさや愛情を感じてもらうことです。児童養護施設や乳児院では、職員が交代で子どもたちの世話をしていますが、家庭とは異なる環境で育つため、家庭の温かさや愛情に触れる機会が限られています。フレンドホームでは、子どもたちが家庭で生活することで、両親や兄弟姉妹の愛情を受け、家庭の温かさを感じることができます。また、家庭での生活体験を通じて、社会性を身につけることもできます。 フレンドホームは、子どもたちの健やかな成長を促すために重要な事業です。東京都は、今後もこの事業を継続し、子どもたちに家庭の温かさや愛情を感じてもらう機会を提供していきます。
子どもの発達に関する解説

ブックスタートとは?その目的と意義

ブックスタートとは、乳幼児と絵本を結ぶ活動です。イギリスで始まったこの活動は、乳幼児期の読聞活動の重要性に着目し、赤ちゃんのいる家庭に絵本をプレゼントして、絵本をきっかけに親子で楽しい時間を過ごしてもらおうというものです。 ブックスタートの活動内容は、赤ちゃんが生まれた際に、自治体から絵本と読み聞かせに関する情報が書かれたパンフレットなどをプレゼントすることです。また、図書館や児童館、子育て支援施設などで、読み聞かせ会や絵本講座などのイベントを開催しています。 ブックスタートの活動は、乳幼児の言語能力の発達を促進し、親子のコミュニケーションを円滑にする効果があると言われています。また、絵本を通して、乳幼児に読書の楽しさを伝えることができます。
妊娠中に関する解説

分娩監視装置って何?使い方とメリット

分娩監視装置とは、妊産婦さんのおなかにベルトを巻き、赤ちゃんの心拍数、胎動、子宮の収縮の具合をチェックする装置のことです。分娩監視装置は、お産のときにも様子の変化を診るために用いますが、妊娠末期で陣痛のないときにも行なうことがあります。この場合、胎児に陣痛というストレスを与えず検査するので、「ノンストレステスト」と呼びます。分娩監視装置は、妊娠28週以降、37週までは2週間に1回、それ以降は週に1回行われることが一般的です。
その他

『婦人相談員』とは?その仕事内容や目的

婦人相談員は、要保護女子および配偶者からの暴力被害女性の発見、相談、指導等を行う非常勤の地方公務員です。社会的信望があり、職務を行うことに必要な熱意と識見をもつ者から任用され、都道府県は必置、市は任意設置とされています。婦人相談員は、社会環境上必要と認められる地区を管轄する福祉事務所や配偶者暴力相談支援センターにおいて業務を行います。 婦人相談員の仕事内容は、大きく分けて3つあります。1つ目は、要保護女子や配偶者からの暴力被害女性の相談に応じることです。婦人相談員は、相談者の話を親身になって聞き、問題解決に向けてアドバイスします。2つ目は、要保護女子や配偶者からの暴力被害女性の発見を行うことです。婦人相談員は、地域を巡回して要保護女子や配偶者からの暴力被害女性の存在を把握し、必要な支援につなげます。3つ目は、要保護女子や配偶者からの暴力被害女性の指導を行うことです。婦人相談員は、要保護女子や配偶者からの暴力被害女性に対して、自立や再出発に向けた支援を行います。
子どもの遊びに関する解説

フロッタージュとは?育児の用語で知っておくべきこと

フロッタージュとは、木材や石に紙をあてて、木炭や鉛筆でその木目や地肌をこすり出す技法のことです。 最初は19世紀半ばにフランスの芸術家、ピエール・=ポール・プリドンによって開発され、その後、アンリ・マチスやパブロ・ピカソなど、多くの芸術家によって使用されました。 現在では、フロッタージュは主に子供向けのアート活動として知られており、学校や幼稚園などでよく行われています。フロッタージュは、子供たちが自然の美しさを学び、想像力を働かせるのに役立つため、人気があります。また、フロッタージュは、手先の器用さ集中力を養うのにも役立ちます。
妊娠中に関する解説

育児の用語『腹囲』について知ろう!

- 育児に関する用語「腹囲(おへその周り、おなかの最も太い部分です。)」 -# 腹囲とは? 腹囲とは、おへその周りの長さのことです。おなかの最も太い部分で測ります。腹囲は、妊娠中の女性の健康状態を確認するために重要な指標です。また、腹囲は、肥満の程度を判断する指標としても使用されます。 腹囲は、身長や体重と同様に、個人差があります。しかし、一般的に、男性の腹囲は85cm以上、女性の腹囲は90cm以上が肥満とされています。腹囲が大きい人は、心疾患や脳卒中、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高くなります。 腹囲を減らすためには、食事制限や運動が必要です。食事制限では、カロリーを制限し、野菜や果物を多く摂るようにしましょう。運動では、有酸素運動と筋トレを組み合わせると効果的です。 腹囲を減らすことは、健康維持のために重要です。肥満を予防し、生活習慣病のリスクを下げるためにも、腹囲を意識した生活を心がけましょう。
その他

婦人保護施設とは何か?その役割と対象者について

婦人保護施設の歴史は、1921年に制定された売春防止法に端を発します。この法律に基づいて、売春を行うおそれがあるとされた女子(要保護女子)を収容保護する施設として、婦人保護施設が設置されました。 1948年に児童福祉法が制定され、婦人保護施設は児童福祉施設の一つとされました。児童福祉法の目的は、児童の福祉を図ることであり、婦人保護施設は、児童の健全な育成のために、家庭の機能を補完する役割を果たすこととされました。 その後、社会情勢の変化に伴って、婦人保護施設の保護対象は拡大され、現在では、家庭環境の破綻や生活の困窮、配偶者からの暴力を受けた方など、様々な事情により社会的に困難な問題を抱えている女性も保護の対象となっています。 婦人保護施設は、女性の自立を支援するための施設であり、入所者は、生活指導や就労支援、心理カウンセリングなどの様々なサービスを受けることができます。 婦人保護施設は、女性の社会復帰を支援するための重要な役割を果たしています。
妊娠中に関する解説

知っておきたい『分娩予定日(EDD)』

分娩予定日(妊娠する前の最後の生理(月経)の1日目を「0」と起算し、月経周期が順調な場合はそこから280日目を「分娩予定日」とします。月経周期が不順な場合は、超音波検査で妊娠初期の胎児の大きさを測定して分娩予定日を決定することが多くなりました。妊娠は月数ですと「妊娠8か月」「妊娠10か月」などと表現しますが、これは妊娠時は、4週間28日を「1か月」と数えるからです。)の決め方には、月経周期が順調な方と不順な方で異なります。 月経周期が順調な方の場合は、妊娠する前の最後の生理(月経)の1日目を「0」として、そこから280日目を「分娩予定日」とします。例えば、最後の生理が2023年1月1日だった場合、分娩予定日は2023年8月29日となります。 月経周期が不順な方の場合は、超音波検査で妊娠初期の胎児の大きさを測定して分娩予定日を決定することが多くなりました。妊娠初期の胎児の大きさは、妊娠の経過に比例して大きくなるため、胎児の大きさから妊娠週数を推定することができます。例えば、胎児の長さが5cmの場合、妊娠週数は約12週となります。妊娠週数から分娩予定日を計算することができます。
乳児ケアに関する解説

むくみってなに? これからの育児に役立つ子育ての基礎知識を解説!

-育児に関する用語『浮腫(むくみのこと。医学的には、皮膚の下などに体液がたまってしまった状態です。)』- -むくみとは?- むくみとは、皮膚の下などに体液がたまってしまった状態です。医学的には浮腫と呼ばれます。むくみは、顔や手足、腹部などの様々な部位に起こり得ます。通常、むくみは一時的なもので、水分を摂りすぎたり、長時間同じ姿勢でいることで起こります。しかし、むくみが続く場合は、深刻な病気のサインである可能性があるため、医師の診察を受けることが大切です。 むくみの原因としては、以下のようなことが挙げられます。 * 水分の摂りすぎ * 塩分の摂りすぎ * 長時間同じ姿勢でいること * 妊娠 * 月経前症候群(PMS) * 心臓疾患 * 腎疾患 * 肝疾患 * 甲状腺機能低下症 むくみは、通常、痛みを伴いませんが、重く感じたり、張ったり、締め付けられたりすることがあります。また、むくみがひどい場合は、皮膚がつっぱったり、赤くなったりすることもあります。 むくみを予防するには、以下のようなことを心がけましょう。 * 水分を適度に摂る * 塩分の摂りすぎを避ける * 長時間同じ姿勢でいることを避ける * 適度な運動をする * むくみが続く場合は、医師の診察を受ける むくみは、一時的なものであれば、それほど心配する必要はありません。しかし、むくみが続く場合は、深刻な病気のサインである可能性があるため、医師の診察を受けることが大切です。
子どもの教育に関する解説

プリスクールとは?英語教育中心の保育サービス

プリスクールとは、英語教育(あるいは英語を日常言語とした)を中心とした保育サービスです。近年、日本でも英語教育の重要性が高まっており、プリスクールに通わせる親御さんも増えています。 プリスクールの特徴は、英語を日常的に使用して保育を行うことです。そのため、子どもたちは自然と英語を習得することができます。また、プリスクールでは少人数制のクラス編成が多く、一人ひとりの子どもに目が届きやすい環境が整っています。 プリスクールのメリットは、子どもの英語力を伸ばすことができることです。また、異文化に触れることで、グローバルな視野を養うことができます。さらに、少人数制のクラス編成のため、一人ひとりの子どもに合わせた教育を行うことが可能です。 プリスクールは、英語教育に力を入れているご家庭に最適な保育サービスです。プリスクールに通うことで、子どもたちは英語力を伸ばし、グローバルな視野を養うことができます。
子どもの教育に関する解説

育児における部分実習とは?

部分実習とは、責任実習の準備段階で行う部分場面の実習のことです。一日の比較的まとまりある生活や活動に焦点を当て、体験的に指導に取り組む実習方法で、部分についての「指導計画」(指導案)を作成し、実習終了後に振り返りを行います。 部分実習は、学生が責任実習に向けて必要な知識や技能を身につけるために重要なステップです。学生は、部分実習を通して、保育の現場で実際に子供たちと関わり、保育士の仕事について学ぶことができます。また、部分実習は、学生が自分の保育観を確立し、保育士としての資質を育む場でもあります。
出産に関する解説

フリースタイル分娩:お産の新しいスタイル

フリースタイル分娩とは、出産時に女性が自由に姿勢を選んで出産する方法です。一般的な分娩台を用いるお産はあおむけの姿勢になりますが、フリースタイル分娩では、女性が起きた姿勢、座った姿勢(座位)、四つん這い、ときには立ち上がった姿勢(立位)など、自由な姿勢で出産することができます。 フリースタイル分娩は、1970年代にフランスで始まり、近年では世界中で普及しています。日本でも、フリースタイル分娩を導入している産院が増えてきています。 フリースタイル分娩のメリットは、以下の通りです。 * 産婦がリラックスして出産できる * 出産時の痛みを軽減できる * 産道への圧迫を軽減して、会陰切開のリスクを減らすことができる * 骨盤の動きを良くして、出産をスムーズにすることができる フリースタイル分娩のデメリットは、以下の通りです。 * 帝王切開のリスクが高まる * 産後の出血量が多くなる * 分娩時間が長くなることがある フリースタイル分娩は、産婦がリラックスして出産できるメリットがありますが、帝王切開のリスクが高まるなどのデメリットもあります。フリースタイル分娩を希望する場合は、産院の医師とよく相談して、メリットとデメリットを理解した上で決めることが大切です。
幼児ケアに関する解説

プール熱について学ぼう – 原因と予防を知ろう

-プール熱の症状は?- プール熱の主な症状は、発熱、咳、鼻水、くしゃみ、喉の痛みです。また、筋肉痛や関節痛、頭痛、倦怠感などの症状が現れることもあります。発熱は、通常は38度前後ですが、40度近くまで上がることもあります。症状は通常、1~2週間続きます。 プール熱は、主に夏場に流行します。プールや水遊び場などで、汚染された水に触れることで感染します。また、プール熱に感染した人と接触することによっても感染することがあります。 プール熱は、通常は軽症で自然に治癒します。しかし、重症化すると、肺炎や中耳炎、髄膜炎などの合併症を引き起こすこともあります。免疫力の低い人や持病のある人は、特に注意が必要です。 プール熱を予防するには、汚染された水に触れないことが大切です。プールや水遊び場では、水がきれいであることを確認し、泳ぐ前にはシャワーを浴びましょう。また、プール熱に感染した人と接触するのを避けましょう。 プール熱を発症した場合は、安静にして十分な休息をとり水分を十分に摂取しましょう。症状が重い場合は、医師の診察を受けましょう。
妊娠中に関する解説

風しん対策

風しんの症状は、通常、発疹、発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、リンパ節の腫れなどです。発疹は、顔や首から始まり、体全体に広がります。通常は数日で消えますが、数週間続くこともあります。風しんは、通常、軽症ですが、まれに脳炎などの合併症を引き起こすことがあります。 風しんは、非常に感染力の強いウイルスで、空気感染や接触感染で広がります。風しんウイルスに感染した人は、発症する1~2日前から発症後5日間程度までウイルスを排出します。風しんワクチンは、風しんを予防する効果的なワクチンです。風しんワクチンは、定期予防接種として、1歳児と5歳児に接種されます。また、風しんのワクチン接種を検討すべき人は、妊娠を希望する女性、妊娠の可能性のある女性、妊婦の接触者、医療従事者などです。
その他

ファミリー・サポート・センター事業とは?

ファミリー・サポート・センター事業は、育児に悩む親たちの相互援助を促進するために、国や自治体が運営する事業です。 子育て中の労働者や主婦等を会員として、児童の預かりの援助を受けることを希望する方と当該援助を行うことを希望する方との相互援助活動に関する連絡、調整を行います。具体的には、保育園等までの送迎や育児者の病気や急用等の場合の一時預かり、病児・病後児の預かり、早朝・夜間等の緊急預かり対応等があります。 この事業は、子育て支援法に基づき、厚生労働省が所管しています。全国に約1,500か所のファミリー・サポート・センターがあり、約10万世帯が利用しています。 ファミリー・サポート・センター事業は、子育てに悩む親たちを支える重要な制度です。児童の健やかな成長のために、この制度を活用していくことが大切です。
妊娠中に関する解説

不規則抗体とは?

不規則抗体とは、人が生まれつき持っている血液型の抗体とは異なる血液型に対する抗体を指します。 通常、人の血液型はA型、B型、O型、AB型の4つに分類されますが、不規則抗体は、この分類とは異なる抗体を指します。 不規則抗体は、輸血や妊娠など、他人の血液が体内に入ることで産生されることが多く、特に妊娠中には、胎児の血液が母体の血液に混ざることで、不規則抗体が産生されることがあります。この不規則抗体が胎児の血液を攻撃することで、新生児溶血性疾患を引き起こすことがあります。
幼児ケアに関する解説

フッ素とは?むし歯予防に効果的!

フッ素は元素名であり、水に溶けた状態や食品中のフッ素は「フッ化物」と呼ばれます。フッ化物は生命の源である海水に含まれており、海の生物の殻づくり、陸上の動物の骨や歯づくりに欠かせない物質です。 フッ化物を生え始めの歯の表面に直接塗ることで、むし歯に強い歯になります。フッ化物塗布は、歯科医院、保健所、市町村保健センターなどで実施されています。 また日常的にフッ化物入り歯みがき剤を使って歯みがきをすることや、4歳を過ぎたらフッ化物の入った洗口剤を使って「ぶくぶくうがい」をすることも、むし歯の予防になります。
乳児ケアに関する解説

フォローアップミルクで気をつけるべきこと

フォローアップミルクは、母乳や育児用ミルクの代替品ではなく、牛乳の代用として開発されました。牛乳に不足している鉄とビタミンを補給し、牛乳で過剰になるたんぱく質、ミネラルをある程度減量してつくられた食品です。牛乳の飲用は1歳以降とされていますが、フォローアップミルクは、離乳食が順調に進まず鉄不足のリスクが高い場合に、9か月以降に使います。9か月を過ぎたからといって、母乳や粉ミルク・液体ミルクをやめてフォローアップミルクに切り替える必要はありません。
幼児ケアに関する解説

风疹について理解しましょう

風疹とは、風疹ウイルスによる感染症です。発疹や発熱が特徴で、風しんとも呼ばれます。主に空気感染で広がり、感染力が強く、妊婦が感染すると胎児に先天性風疹症候群を引き起こす可能性があります。 風疹の症状は、発疹、発熱、リンパ節の腫れなどです。発疹は、顔から始まり、体全体に広がります。発熱は、38度前後まで上がることもあります。リンパ節の腫れは、首、耳の後ろ、わきの下などに見られます。 風疹の予防には、ワクチン接種が有効です。風疹ワクチンは、麻疹ワクチンと混合ワクチンとなっており、定期接種で受けられます。定期接種の対象者は、1歳と5歳児です。 妊婦が風疹に感染すると、胎児に先天性風疹症候群を引き起こす可能性があります。先天性風疹症候群は、心臓病、白内障、難聴などの障害を引き起こす可能性があります。そのため、妊婦は特に風疹に注意が必要です。