反復・習慣流産/不育症の基本知識
反復・習慣流産と不育症は、いずれも流産を繰り返す状態を指す用語ですが、その定義は異なります。 反復流産とは、2回以上の流産を経験した状態を指し、習慣流産とは、3回以上の流産を経験した状態を指します。不育症とは、2回以上の流産や死産、早期(生後1週間以内)新生児死亡などで、赤ちゃんが得られない状態を指します。
近年では、不育症外来など専門的な医療を提供する病医院も少しずつ増えています。不育症の原因としては、染色体異常、子宮形態異常、子宮内感染症、ホルモン異常、血液凝固異常などが考えられます。不育症の治療法としては、原因に応じた治療が行われます。