長期の発展性

年間カリキュラムとは、1年間にわたる指導計画のことです。長期の発展性を考え、子供の姿を予測し保育内容の大筋を明らかにするものです。保育所保育指針では、年間カリキュラムを「保育所における保育実践の計画であり、その計画に基づいて保育を行うこと」と定義しています。 年間カリキュラムは、保育所や幼稚園など、幼児教育を行う施設において作成されるのが一般的です。年間カリキュラムには、その施設が1年間をかけてどのような保育を行うのか、どのような目標を掲げているのか、どのような活動を行うのかなどが記載されています。年間カリキュラムは、保育士や幼稚園教諭などの保育者にとって、保育の実践計画として活用されます。 また、年間カリキュラムの目的のひとつに、保護者との連携があります。年間カリキュラムは、保護者に対して、保育所の保育内容や目標を明らかにする役割も担っています。保護者は、年間カリキュラムを知ることで、保育所の保育方針や活動内容を理解し、家庭での保育と連携することができます。