骨盤位とは?帝王切開の必要性
通常、赤ちゃんは子宮の中で頭部を下にした位置にいます。これを頭位といいます。 骨盤位とは頭が上になっている状態で、いわゆる「逆子(さかご)」です。母子健康手帳の14ページに記載されているのは分娩時の赤ちゃんの位置です。骨盤位のうち、おしりから出てくる場合を「臀位(でんい)」、足から出てくる「足位(そくい)」、立ち膝のような姿勢でひざから出てくる「膝位(しつい)」といいます。全体で5%くらいの赤ちゃんがこうした位置になるといわれています。 最近では赤ちゃんの安全のため、帝王切開をすることが多くなりました。