ペープサートってなに?
ペープサートの歴史
ペープサートは、1950年代にイタリアで生まれた演劇の一種です。当初は、子どもたちに紙芝居を見せるための手頃な方法として開発されました。イタリア人アーティストのジャニーナ・ギリアーニが、2枚の紙を貼り合わせて、竹串を挟んで操作する人形を作る方法を編み出しました。 ペープサートは、その後、ヨーロッパとアメリカに広がり、1960年代には日本にも紹介されました。
日本におけるペープサートの歴史は、1962年に「ひとりでできる人形劇」という本が出版されたことに始まります。 この本には、ペープサートの作り方や演じ方が詳しく紹介されており、ペープサートはたちまち全国に広がりました。 ペープサートは、子どもたちに喜ばれるだけでなく、教育にも有効であることから、幼稚園や保育園、小学校などでも盛んに取り入れられるようになりました。