おたふく風邪とは?原因や症状、予防対策を解説
おたふく風邪(流行性耳下腺炎のこと)は、耳の下にあるリンパ腺が腫れるため、おたふくのような面相になることからこう呼ばれています。潜伏期は2~3週間で、発病前7日~発病後10日頃まで感染力があります。症状は、発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感などで、耳の下が腫れて痛みを伴うのが特徴です。合併症として、髄膜炎、脳炎、難聴、精巣炎などが起こる可能性があります。おたふく風邪は、飛沫感染によって広がります。そのため、感染者との接触を避け、手洗い、うがいを徹底することが予防につながります。また、おたふく風邪の予防接種を受けることで、発症を予防することができます。おたふく風邪と診断された場合は、自宅で安静にして、医師の指示に従って治療を受けることが大切です。