「小児用肺炎球菌ワクチン」について
小児用肺炎球菌ワクチンの必要性
小児用肺炎球菌ワクチンは、小児用の予防接種として、生後2~7か月未満に、27日以上の間隔で3回接種されます。その後60日以上おいて追加1回接種します。肺炎球菌は、乳幼児の重症感染症の原因となる細菌で、髄膜炎、敗血症、肺炎、中耳炎などを引き起こします。発病したときの死亡や後遺症を残す率は40%とされ、早期診断も難しい病気です。幼稚園や保育園などでの集団生活が始まる前、できるだけ早いうちに予防接種を済ませることが望まれます。