合計特殊出生率とは?日本の現状と課題
合計特殊出生率とは、一人の女性が生涯に何人の子どもを産むかを示す値のことです。総人口が増えも減りもしない均衡状態の合計特殊出生率は2.07だといわれており、夫婦2人が2人以上の子供を持つことでやっと社会の延命ができるということになります。しかし、2005(平成17)年には1.26となり、過去最低を記録しました。少子化対策に力を入れた結果、2015(平成27)年は1.45と一時上昇しましたが、2019(令和元)年には1.36となり、少子化傾向は続いています。