B型肝炎(黄疸)、その種類と対策について
B型肝炎ウイルスは、感染経路によって、HBs抗原(オーストラリア抗原)と呼ばれる表面抗原が羊毛型、球状型、長鎖型の3種類に分けられます。HBs抗原の違いは、ウイルスの増殖状態を反映しており、羊毛型はウイルスの増殖が止まり、球状型に移行すると増殖が再び起こります。増殖のピークは長鎖型です。
B型肝炎ウイルスの感染経路は、血液、精液、おりものなど体液を介した接触によって起こります。最も多い感染経路は、感染者の血液や体液が傷口から体内に入る経皮感染です。また、母子感染や性行為による感染もあります。