体重

妊娠中に関する解説

育児用語『BMI』を理解しよう

BMI(Body Mass Indexの略。大人の体格(身長・体重のバランス、「肥満」や「やせ」など)を示す目安になるものです。計算式は「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」。妊娠していないときの体重をこの計算でチェックし、妊娠中の望ましい体重増加量を割り出すときにも用いられています。)とは、体重と身長から算出される体格指数のことです。肥満度を測る指標として用いられます。BMIの計算式は、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)です。 例えば、体重60kg、身長160cmの場合、BMIは60÷1.6÷1.6=23.4になります。日本肥満学会の基準によると、BMIが18.5未満は低体重、18.5以上25未満は普通体重、25以上30未満は肥満、30以上は高度肥満と分類されます。BMIは、肥満度を測る指標として用いられますが、筋肉量が多い人や高齢者など、BMIだけでは肥満度を正確に評価できない場合があります。そのため、BMIに加えて、体脂肪率や内臓脂肪面積などの指標も合わせて評価することが大切です。
新生児ケアに関する解説

未熟児とは?~成長の過程を一緒に見守ろう~

未熟児の成長段階 未熟児とは、臓器機能が未発達で、胎外の生活に適応できる成熟度がない出生児のことです。以前は、出生体重2500g未満の出生児を未熟児と呼んでいました。現在は、1500g未満を極小未熟児、1000g未満を超未熟児と呼んでおり、1500g以上なら未熟児という言葉は使われなくなりました(1500~2500gの出生児は低出生体重児、または低体重新生児と呼ばれます)。 未熟児は、出生後も成長を続けて、やがて大人の体格に近づきます。しかし、未熟児は、出生時にすでに成長が遅れているため、出生後の成長速度は、満期児よりも速くなります。また、未熟児は、出生後にさまざまな健康問題を抱えることが多いため、定期的に医師の診察を受ける必要があります。 未熟児の成長段階は、以下の3つに分けられます。 1. 新生児期(生後0~28日) 2. 乳児期(生後29日~1歳) 3. 幼児期(1歳~6歳)