お産

出産に関する解説

微弱陣痛とは?その原因と対処法

微弱陣痛の原因は、さまざまな要因が考えられます。 ・-初産婦である場合- 初産婦は、子宮の筋肉がまだ発達しておらず、陣痛の力が弱くなることがあります。 ・-母体の疲労- 妊娠中は、母体は大きな負担がかかります。そのため、疲労がたまると、陣痛の力が弱くなることもあります。 ・-子宮の異常- 子宮の形や大きさの異常、子宮筋腫などの病気が原因で、微弱陣痛が起こることがあります。 ・-胎児の異常- 胎児が大きすぎたり、異常な位置にあると、陣痛の力が弱くなることがあります。 ・-薬の影響- 一部の薬剤は、陣痛の力を弱めることがあります。 ・-医療行為の影響- 陣痛促進剤の使用や帝王切開などの医療行為は、微弱陣痛のリスクを高めることがあります。 微弱陣痛が起こると、お産の進行が遅延したり、産道に異常をきたしたりする可能性があります。そのため、微弱陣痛が疑われる場合は、医師の診察を受けることが大切です。
妊娠中に関する解説

妊婦体操とは?その目的と効果を解説

妊婦体操とは、妊娠中に行う体操の総称です。安産体操と呼ばれることもあります。妊婦体操の目的は、妊娠中にありがちな腰痛を和らげたり、股関節を整えてお産に備えたり、呼吸法を学んだりすることなど、さまざまです。妊娠中は、お腹が大きくなって骨盤が歪みやすくなるため、腰痛が起こりやすくなります。妊婦体操を行うことで、骨盤を整え、腰痛を予防することができます。また、股関節を整えることで、お産がスムーズになります。呼吸法を学ぶことで、陣痛の痛みを和らげることができます。妊婦体操は、妊娠中の体調をみながら、積極的に行うことが大切です。
出産に関する解説

破水とは?原因と兆候、対処法

破水とは、胎児を包んでいる膜が破れ、中の羊水が出てくることです。ふつうはお産が進み、子宮口が、胎児の頭が通れるくらい十分に開いたとき(子宮口全開大)に起こります。陣痛が始まっていないのに破水してしまうことを「前期破水」、破水後で子宮口全開大前の破水を「早期破水」といいます。 前期破水は、お産が予定より早く始まってしまう可能性があります。また、羊水がない状態が続くと、胎児に感染症を起こすリスクが高まります。そのため、前期破水の場合は、すぐに病院を受診することが大切です。 早期破水は、お産が予定通りに進むことが多いですが、羊水がない状態が続くと、胎児が子宮内で圧迫されてしまうことがあります。そのため、早期破水の場合は、医師の指示に従って、お産を進めるか、帝王切開を行うかを決める必要があります。