悪露について知っておくべきこと

悪露について知っておくべきこと

育児子育て研究家

悪露とは、分娩後の子宮から排出される分泌物のことをいいます。胎盤の一部や血液、粘液が含まれていて、産後1か月程度続きます。

育児の初心者

悪露が赤かったり(血が混じっていたり)、粘り気がある、変なにおいがする場合は、受診が必要なのですね。

育児子育て研究家

はい、その通りです。悪露が正常な状態ではない場合は、子宮内に胎盤の一部が残っていたり、感染症を起こしている可能性があります。

育児の初心者

わかりました。産後1か月を過ぎても悪露が異常な場合は、すぐに受診するようにします。

悪露とは。

悪露とは、出産後に子宮から排出されるものです。胎盤の一部や血液、粘液を含んでいます。産後1か月を過ぎても悪露が赤かったり(血が混じっていたり)、粘り気がある、変なにおいがする場合は受診してください。

悪露とは?

悪露とは?

悪露とは、お産の後、子宮内腔から排出される分泌物のことです。血液、粘液、胎盤の一部を含む暗赤色の分泌物で、お産の後は大量に出ます。悪露の量は、産後1~2日でピークに達し、その後は徐々に減っていきます。通常、産後6週間程度で悪露はなくなります。

悪露には、血の塊が含まれることがありますが、これは正常なことです。ただし、悪露に血の塊が大量に含まれている場合や、悪露の量が多すぎる場合、悪臭がする場合は、受診してください。これらは、産後感染症の兆候である可能性があります。

悪露のケアは、産後感染症を防ぐために重要です。悪露が出たときは、清潔な当て布やパッドを使って、優しく拭き取ってください。また、産後はシャワーを浴びるようにしましょう。湯船には、悪露が止まるまで入らないようにしてください。

悪露の期間と量

悪露の期間と量

悪露とは、産後に出る子宮からの分泌物のことで、胎盤の一部、血液、粘液が含まれています。産後1か月ほどは続きますが、量や色は徐々に変化していきます。

産後すぐの悪露は、鮮やかな赤色で、量の多い経血のようなものです。これは、子宮が収縮して胎盤剥離部から出血するためです。

産後1週間ほど経つと、悪露の色は段々と茶褐色やピンク色に変わり、量も少なくなっていきます。これは、子宮が収縮して傷口が塞がっていくためです。

産後2~3週間になると、悪露の色は黄色や白色になり、量もさらに少なくなります。これは、子宮が完全に回復して、悪露の分泌が停止するためです。

悪露の量や色は、個人差があります。産後1か月を過ぎても悪露が赤かったり(血が混じっていたり)、粘り気がある、変なにおいがする、というときは受診してください

悪露の色とにおい

悪露の色とにおい

悪露の色とにおい

悪露の色とにおいは、産後経過を判断する上で重要な指標となります。正常な悪露は、初産婦の場合は鮮血色から徐々に褐色に変化し、経産婦の場合は最初から褐色であることが多いです。悪露のにおいは、最初は生臭いですが、次第になくなり、無臭になります。

悪露が赤かったり(血が混じっていたり)、粘り気がある、変なにおいがする場合は、受診してください。これは、子宮内感染症や胎盤遺残などの合併症が疑われるからです。

異常な悪露と受診の目安

異常な悪露と受診の目安

産後の悪露は、通常は1~2週間で減少していきます。悪露は、最初は鮮血ですが、次第に茶色や黄色に変化していきます。悪露が1か月以上続いたり、鮮血が混じっていたり、粘り気がある、変なにおいがしたりする場合は、受診してください。

異常な悪露は、以下のような症状がみられます。

* 1か月以上続く悪露
* 鮮血が混じった悪露
* 粘り気のある悪露
* 変なにおいがする悪露

悪露が異常な場合は、早急に受診してください。受診の際には、悪露の量、色、におい、期間などを詳しく伝えるようにしましょう。

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