知っておきたい！子宮底長とは？

知っておきたい！子宮底長とは？

子宮底長とは何か

子宮底長とは、恥骨の上から、子宮の上端までの長さです。子宮底長は、妊娠週数や胎児の大きさに応じて変化します。妊娠初期は、子宮底長は短く、妊娠週数が進むにつれて、子宮底長は長くなります。妊娠36週になると、子宮底長は、約32cmになります。出産時には、子宮底長は、約36cmになります。

子宮底長は、妊娠の経過をモニターするために使用されます。子宮底長が短すぎると、胎児の発育不全が疑われることがあります。子宮底長が長すぎると、多胎妊娠や羊水過多が疑われることがあります。

妊娠中の正常な子宮底長

妊娠中の正常な子宮底長は、妊娠の進行とともに大きくなる。これは、胎児が成長し、子宮が膨張するためである。子宮底長は、妊娠8週から測定することができ、妊娠36週で最大となる。妊娠8週から12週までは、子宮底長は恥骨の上から1～2cmの範囲にある。妊娠13週から16週までは、恥骨の上から3～4cmの範囲にある。妊娠17週から20週までは、恥骨の上から5～6cmの範囲にある。妊娠21週から24週までは、恥骨の上から7～8cmの範囲にある。妊娠25週から28週までは、恥骨の上から9～10cmの範囲にある。妊娠29週から32週までは、恥骨の上から11～12cmの範囲にある。妊娠33週から36週までは、恥骨の上から13～14cmの範囲にある。妊娠37週以降は、子宮底長はほとんど変化しない。

子宮底長の測り方

子宮底長(恥骨の上から、子宮の上端までの長さです。)は、妊娠中に子宮がどの程度大きくなっているかを測る方法です。子宮底長は、妊娠の進行とともに長くなり、妊娠36週頃には約32センチメートルになります。子宮底長は、妊娠の経過を把握したり、異常がないかを確認したりするために測ります。

子宮底長の測り方は、以下の通りです。

1. 仰向けに寝ます。
2. 恥骨の上端を探します。恥骨の上端は、恥骨結合と呼ばれる骨の出っ張りです。
3. 恥骨の上端から、子宮の上端までを測ります。子宮の上端は、硬い部分です。
4. 子宮底長を記録します。

子宮底長は、妊娠36週頃には約32センチメートルになります。ただし、個人差があるため、必ずしも32センチメートルになるわけではありません。子宮底長が短すぎる場合や長すぎる場合は、医師に相談してください。

子宮底長が短い場合と長い場合

子宮底長とは、恥骨の上から、子宮の上端までの長さのことであり、妊娠週数とともに大きくなっていきます。一般的には、妊娠初期には子宮底長は短く、妊娠中期になると徐々に大きくなり、妊娠後期には最大の長さになります。

子宮底長が短い場合、妊娠初期には子宮底長が短いのは正常ですが、妊娠中期以降も子宮底長が短い場合は、胎児の発育不全や羊水過少などの可能性があります。

子宮底長が長い場合、妊娠初期に子宮底長が長いのは、多胎妊娠や子宮筋腫などの可能性があります。また、妊娠中期以降も子宮底長が長い場合は、胎児過大症や羊水過多などの可能性があります。

子宮底長が短い場合や長い場合は、医師に相談して、適切な検査や治療を受けることが大切です。