NICUとは？新生児集中治療室でケアされる赤ちゃんたち

NICUとは？新生児集中治療室でケアされる赤ちゃんたち

NICUとは？新生児集中治療室でケアされる赤ちゃんたち

育児子育て研究家

『新生児集中治療室』とは、どういったところなのですか?

育児の初心者

『新生児集中治療室』は、低出生体重児や病気を持った新生児を集中的に治療・ケアする部門の事です。英語では『Neonatal Intensive Care Unit』でNICUと略されます。

育児子育て研究家

NICUでは、赤ちゃんは保育器の中で24時間態勢でケアされますね。

育児の初心者

はい、NICUを備えた病院はそう多くなく、ベッド数にも限りがあります。また地域によって施設数にバラツキがあります。

新生児集中治療室とは。

新生児集中治療室とは、産まれたばかりの小さい赤ちゃんや病気のある赤ちゃんに集中的に治療とケアを行うところです。英語では「Neonatal Intensive Care Unit」と呼ばれ、略してNICUと言います。新生児科医が担当しており、赤ちゃんは保育器の中に入って、24時間ずっとケアを受けます。NICUを備えている病院は多くはなく、ベッドの数にも限りがあります。また、地域によってNICUがある施設の数に差があります。出産後、赤ちゃんだけがNICUに運ばれることもあります。多胎妊娠などで赤ちゃんが小さく生まれる可能性が高い場合は、NICUがある病院か、NICUに赤ちゃんを運べる体制が整っている病院を選ぶことが大切です。

NICUの役割と機能

新生児集中治療室（NICU）は、低出生体重児や病気を持った新生児を集中的に治療・ケアする部門です。 NICUでは、新生児科医が担当しており、赤ちゃんは保育器の中で24時間態勢でケアされます。NICUに搬送される赤ちゃんは、早産で生まれた赤ちゃん、低出生体重児、呼吸器系疾患のある赤ちゃん、心臓疾患のある赤ちゃん、感染症のある赤ちゃん、代謝異常のある赤ちゃんなどです。NICUでは、これらの赤ちゃんに、呼吸管理、酸素投与、輸血、点滴、薬物投与、栄養管理などの治療が行われます。また、NICUでは、赤ちゃんの状態をモニターし、必要に応じて治療を調整していきます。

NICUに入院する赤ちゃんの特徴

新生児集中治療室（NICU）は、低出生体重児や病気を持った新生児を集中的に治療・ケアする部門です。英語では「Neonatal Intensive Care Unit」でNICUと略されます。新生児科医が担当しており、赤ちゃんは保育器の中で24時間態勢でケアされます。

NICUに入院する赤ちゃんの特徴として、未熟児や低出生体重児、呼吸器系疾患や心臓疾患などの先天性疾患を持つ赤ちゃんが多いです。また、早産や多胎妊娠、感染症、母親の妊娠中の合併症などにより、小さく生まれたり、病気を抱えて生まれたりした赤ちゃんも入院することがあります。

NICUでの治療内容

NICUでは、新生児の状態に合わせてさまざまな治療が行われます。酸素吸入や点滴、薬の投与など、基本的な治療に加えて、呼吸器や人工心臓肺装置などの高度な治療も行われます。また、体重が2,500g未満の小児は、発育を促すために栄養管理や保育器での保温などのケアが行われます。NICUでの治療は、新生児の病状や体重、発育状態によって異なります。治療期間も、数日から数カ月とさまざまです。