育児用語「ずりばい」ってどんなの?
育児子育て研究家
『ずりばい』とは、はいはいをする前の時期に見られる動作です。どのような動作でしょうか?
育児の初心者
そうですね、『ずりばい』とは、はいはいをする前の時期に見られる動作のことです。おなかと手足をつけて体を動かす動作のことですよね。
育児子育て研究家
そうです。ずりばいには、様々なパターンがあります。一つ挙げてみましょう。
育児の初心者
「両ひじを交互について進む」というパターンがあると思います。
ずりばいとは。
ずりばいは、はいはいの初期段階でよく見られる動きです。はらばいの姿勢で手足を動かし、うしろにずり下がる、時計の針のように同じところをぐるぐる回る、ひじをついて腕だけで進む、両ひじを交互について進むなど、いろいろなパターンがあります。
ずりばいの種類
ずりばいの動作は、赤ちゃんが地面にうつ伏せになって、手足を動かして移動することです。ずりばいは、赤ちゃんが初めて体を動かす方法であり、歩くための準備運動にもなります。ずりばいは、赤ちゃんによってそのスタイルが異なり、以下のような種類があります。
①はらばいの姿勢で手足を動かし、うしろにずり下がる
これは最も一般的なずりばいのスタイルです。赤ちゃんは、はらばいの姿勢になり、手足を交互に動かして、後ろにずり下がっていきます。
②時計の針のように同じところをぐるぐる回る
このスタイルのずりばいは、赤ちゃんが時計の針のように、同じところをぐるぐる回ります。これは、赤ちゃんがまだ手足の協調が取れていないためです。
③ひじをついて腕だけで進む
このスタイルのずりばいは、赤ちゃんがひじをついて、腕だけで進みます。これは、赤ちゃんがまだ足腰が弱いためです。
④両ひじを交互について進む
このスタイルのずりばいは、赤ちゃんが両ひじを交互について、進みます。これは、赤ちゃんが手足の協調が取れてきて、足腰も強くなってきたためです。
ずりばいを始める時期は?
ずりばいを始める時期は、赤ちゃんの発達によって異なります。 一般的には、生後5~7ヶ月ごろに始まり、生後8~10ヶ月ごろにはハイハイに移行することが多いです。ただし、中には生後4ヶ月ごろからずりばいを始める赤ちゃんもいますし、生後10ヶ月になってもずりばいをしない赤ちゃんもいます。ずりばいを始める時期は、個人差があるため、あまり気にする必要はありません。
ずりばいを始める時期が遅い赤ちゃんは、筋力が弱かったり、発達の遅れがあったりすることが考えられます。しかし、その場合でも、適切な療育を受ければ、ハイハイや歩行などの発達を促すことができます。
ずりばいをしない子の特徴
ずりばいをしない子の特徴
ずりばいとは、はいはいの一スタイルで、はいはいをし始めたころによくある形のひとつです。はらばいの姿勢で手足を動かし、うしろにずり下がる動きを指します。 また、時計の針のように同じ ところをぐるぐる回る、ひじをついて腕だけで進む、両ひじを交互について進むなど、さまざまなパターンがあります。
一般的に、出生後6~7カ月ごろにずりばいをするようになります。 ただし、ずりばいをしない子もいます。ずりばいをしない子の特徴として、以下のようなことが挙げられます。
・手足の力が弱い。
・体のバランスが悪い。
・全身が硬い。
・姿勢を保つのが苦手。
・感覚過敏がある。
・発達に遅れがある。
ずりばいの練習方法
ずりばいとは、赤ちゃんが四つん這いになって、手足を交互に動かして前進する動作のことです。ずりばいをすることで、赤ちゃんは体のバランス感覚や運動能力を養うことができます。また、ずりばいをすることで、赤ちゃんは手や膝、肘を使って移動する感覚を身につけ、やがてハイハイや歩行ができるようになります。
ずりばいの練習方法は、以下の通りです。
1. 赤ちゃんをうつ伏せにして、目の前に興味のあるおもちゃを置きます。
2. 赤ちゃんが興味を示したら、おもちゃに向かって手を伸ばさせます。
3. 赤ちゃんの手が届かなくなったら、おもちゃを少し遠ざけます。
4. 赤ちゃんがおもちゃを目で追って、体を移動させようとしたら、手を貸すか、足を押してあげます。
5. 赤ちゃんがおもちゃにたどり着くことができたら、たくさん褒めてあげましょう。
ずりばいの練習は、赤ちゃんが首が座り、寝返りができるようになってから始めることができます。個人差はありますが、一般的に生後6ヶ月頃にはずりばいを始める赤ちゃんが多いです。ずりばいを始める時期は赤ちゃんによって異なりますので、焦らずに赤ちゃんに合ったペースで練習させてください。
ずりばいをすることで、赤ちゃんは体のバランス感覚や運動能力を養うことができます。また、ずりばいをすることで、赤ちゃんは手や膝、肘を使って移動する感覚を身につけ、やがてハイハイや歩行ができるようになります。