産道とは?骨産道と軟産道について

産道とは?骨産道と軟産道について

育児子育て研究家

育児に関する用語『産道』について説明してください。

育児の初心者

産道とは、赤ちゃんが生まれるときに通る道のことです。骨盤の内側を骨産道、子宮下部・子宮頸部・腟・外陰部の一部は軟産道と呼ばれます。

育児子育て研究家

なるほど、骨産道と軟産道で構成されているのですね。何か注意点はあるのでしょうか?

育児の初心者

骨産道が赤ちゃんの頭に対して狭い場合は児頭骨盤不均衡と呼ばれます。軟産道がかたかったり開きにくいと軟産道強靭と呼ばれます。これらの状態では、赤ちゃんが上手に外に出てくるのが難しくなります。

産道とは。

産道とは、赤ちゃんの通り道のことです。骨盤の内側を「骨産道」、子宮下部・子宮頸部・腟・外陰部の一部は「軟産道」です。赤ちゃんがうまく外に出てくるためには、この2つの産道が適切な状態であることが大切です。骨産道が赤ちゃんの頭に対して狭い場合は児頭骨盤不均衡と呼ばれます。軟産道がかたかったり開きにくい場合は軟産道強靭と呼ばれます。

骨産道とは?

骨産道とは?

骨産道とは、分娩時に赤ちゃんが通過する骨盤の内側のことを言います。骨産道は、恥骨、坐骨、仙骨、尾骨で構成されるリング状の構造をしており、赤ちゃんが骨産道を通過するためには、骨盤の大きさと形が適切である必要があります。骨産道が赤ちゃんの頭に対して狭い場合は、児頭骨盤不均衡と呼ばれます。児頭骨盤不均衡は、分娩異常の原因の一つであり、帝王切開などの手術が必要となる場合があります。

軟産道とは?

軟産道とは?

「軟産道」とは、子宮下部・子宮頸部・腟・外陰部の一部を合わせた産道のことをいいます。分娩の際には、赤ちゃんは「胎児頭蓋」と呼ばれるかたちになり、その頭~肩の最も長い部分を「経頭経肩径」と呼びます。これは通常10cm弱ですが、「産道径」が10cm以上ないと、赤ちゃんは生まれてきません。赤ちゃんが上手に外に出てくるためには、産道が適切な状態であることが大切です。「骨産道」が赤ちゃんの頭に対して狭い場合は「児頭骨盤不均衡」と呼ばれます。「軟産道」がかたかったり開きにくいと「軟産道強靭」と呼ばれます。

産道の状態が分娩に与える影響

産道の状態が分娩に与える影響

産道の状態が分娩に与える影響

産道とは、赤ちゃんが子宮から外に出てくるまでの通り道のことです。産道は骨盤の内側を「骨産道」、子宮下部・子宮頸部・腟・外陰部の一部は「軟産道」の2つに分かれています。赤ちゃんが上手に外に出てくるためには、この2つが適切な状態であることが大切です。

骨産道が赤ちゃんの頭に対して狭い場合は、児頭骨盤不均衡と呼ばれます。軟産道がかたかったり開きにくいと、軟産道強靭と呼ばれます。これらの状態は、分娩を困難にし、産道への損傷や産後のトラブルを引き起こす可能性があります。

骨産道不均衡や軟産道強靭があると、分娩中に陣痛が強くなっても、赤ちゃんが産道を通過しづらくなります。そのため、分娩時間が長引いたり、帝王切開になるリスクが高くなります。また、分娩中に産道に損傷を負う可能性もあります。産道に損傷を負うと、産後の排尿や排便に痛みを伴ったり、性交時に痛みを感じたりすることがあります。

児頭骨盤不均衡や軟産道強靭を防ぐためには、妊娠中に定期的に産科を受診し、産道の状態をチェックすることが大切です。産科医は、産道の状態に合わせて、分娩方法を決定します。

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