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少子化社会対策基本法とは?

少子化社会対策基本法は、急速な少子化の進行による人口構造のひずみと、国民生活への深刻な影響を踏まえて、少子化社会における施策の基本理念を明らかにし、少子化に的確に対処するための施策を総合的に推進することを目的として制定された法律です。少子化の現状を「有史以来の未曾有の事態」とし、国と地方公共団体に少子化対策の策定と実施の責務を、事業主に協力の責務を課し、さらに、国民に対し「家庭や子育てに夢を持ち、かつ、安心して子どもを生み、育てることができる社会の実現」という責務を定めています。基本的施策として雇用、保育、教育などの環境整備対策に加え、不妊治療など母子保健医療体制の整備なども盛り込まれています。
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母子生活支援施設とは?

児童福祉法に基づき設置される児童福祉施設の一種である母子生活支援施設は、配偶者のない女子またはこれに準ずる事情にある女子とその者が監護すべき児童を入所させて保護するとともに、自立促進のためにその生活を支援し、退所した者への相談・援助を行うことを目的としています。 都道府県、市および福祉事務所を設置する町村が、配偶者のない女子またはこれに準ずる事情にある女子である保護者からの申込みにより保護を実施します。個々の母子の家庭生活および稼働状況に応じ、就労、家庭生活および児童の養育に関する相談、助言、指導等の生活支援が行われます。
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認可保育所ってどんな施設?利用条件と手続き

認可保育所とは、児童福祉法に基づく児童福祉施設であり、国が定めた児童福祉施設の設備および運営に関する基準を守り、都道府県知事の認可を受けている保育所のことです。認可保育所は、保育料が比較的安価で、保育時間が長く、保育内容が充実している点が特徴です。また、認可保育所は、厚生労働省が定める保育指針に基づいて保育が行われるため、質の高い保育を受けることができます。 認可保育所は、主に0歳児から5歳児までの乳幼児を対象としており、保育時間は通常、午前7時から午後6時までです。また、認可保育所には、延長保育や一時保育など、さまざまな保育サービスを提供している施設もあります。 認可保育所を利用するためには、事前に申し込みが必要です。申し込みは、各市町村の保育課窓口で行うことができます。認可保育所の利用にあたっては、所得制限や保育の必要性などの審査が行われます。
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夜間保育って?特徴やメリット、デメリット

夜間保育とは、保護者の勤務等の事情により、夜間に保育を必要とする児童を対象とした保育サービスです。 夜間保育所にて行われ、施設の認可定員の範囲内で、通常の保育と夜間保育を併用して行うことができます。保育時間は、おおむね午後10時までとなっており、仮眠のための設備等の夜間保育に必要な設備、備品を備えていなければなりません。また、一般の保育所に比べて、生活面への対応や個別的な援助が求められることから、児童の保育に関し、長年の経験を有し、良好な成果を収めていることが、設置認可の要件とされています。
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子どもの権利条約・人権とは?

子どもの権利条約とは、子どもの基本的権利を保証することを目的とした条約です。子どもの基本的人権は憲法においても定められており、日本はこの条約を批准しています。この条約により、子どもの権利は侵害されることなく、最善の利益と幸せが保障されることが求められます。 子どもの権利条約の目的は、子どもの人権と良心を高め、また子どもの人権を尊重することの大切さを認識することを奨励することです。条約では、子どもの生存権、保護権、発達権など、子どもの権利を網羅的に規定しています。また、子どもに対して差別のない教育と医療を提供することや、子どもを虐待や搾取から守ることを求めています。 子どもの権利条約は、子どもの権利を世界的に高める上で重要な役割を果たしています。この条約は、多くの国で子どもの権利を保障する法律や政策の制定につながっています。また、子どもの権利に関する意識を高めることで、子どもを虐待や搾取から守ることに貢献しています。
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接触感染とは?感染経路と予防方法

接触感染とは、感染源と直接または間接的に触れ合うことで起こる感染症です。感染源は、感染症の病原体を保有している人や動物、または、病原体が付着した物です。接触感染は、病原体が皮膚や粘膜から体内に侵入することで起こります。感染源との接触の仕方によって、接触感染は2つのタイプに分類されます。直接接触感染は、感染源と直接触れることで起こる感染症です。これは、感染症の病原体を保有している人とキスをしたり、握手したりすることや、感染症の病原体が付着した物に触れることで起こります。間接接触感染は、感染源と直接触れることなく、感染症の病原体が付着した物に触れることで起こる感染症です。これは、感染症の病原体が付着したドアノブや蛇口に触れたり、感染症の病原体が付着した衣類やタオルを使用したりすることによって起こります。
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とびひとは?感染力が強い皮膚感染症

とびひの原因と症状 とびひは、細菌によって引き起こされる皮膚感染症です。原因となる細菌のほとんどは、黄色ブドウ球菌(きいろぶどうきゅうきん)と溶血性レンサ球菌(ようけつせいれんさきゅうきん)です。これらの細菌は、皮膚の小さな傷や切り傷から侵入し、感染を引き起こします。 とびひの症状は、強い痒みと細菌を含む水泡です。水泡は、破裂すると黄ばん色の膿が出てきます。水泡は、全身のどこにでもできますが、特に手足や顔に多く見られます。 また、とびひは非常に感染力が強く、患部を触ったり、掻いたりすることで、他の部位や他の人に感染することがあります。
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「専門里親」とは?

専門里親とは、虐待や非行など、専門的な援助を必要とする子どもを養育する里親のことです。 実家庭への家庭復帰や家族統合、自立支援を目的としていることが特徴です。そのため、専門的な研修を受ける必要があります。 専門里親の役割は、子どもに安定した生活環境を提供し、健全な成長をサポートすることです。 虐待や非行などの問題を抱えた子どもは、通常の子どもよりも多くのケアやサポートを必要とします。専門里親は、子どもの問題に理解を示し、適切なケアやサポートを提供することで、子どもの健全な成長をサポートします。 専門里親は、養育だけでなく、実家庭との連携や自立支援にも取り組んでいます。 実家庭との連携は、子どもの問題解決や家庭復帰のために重要です。自立支援は、子どもが社会の中で自立して生活できるようにするために重要です。専門里親は、これらの取り組みを通じて、子どもの健全な成長をサポートしています。
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保父について

保父とは、乳幼児の養育や教育を行う男性保育者のことである。 育児に関する用語として、一般的に保母という言葉が使われているが、保母とは元々は女性保育者のことを指しており、男性保育者は保父と呼ばれるようになった。 保育の仕事をする希望する男性が現れ始めたのは、昭和40年代後半のことで、昭和52年、児童福祉法の改定により、法的に男性保育者が認められると、その数は急激に増加した。 だが、保母総数に対する男性の割合は、0.36%に過ぎないのが現状である。
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『婦人相談員』とは?その仕事内容や目的

婦人相談員は、要保護女子および配偶者からの暴力被害女性の発見、相談、指導等を行う非常勤の地方公務員です。社会的信望があり、職務を行うことに必要な熱意と識見をもつ者から任用され、都道府県は必置、市は任意設置とされています。婦人相談員は、社会環境上必要と認められる地区を管轄する福祉事務所や配偶者暴力相談支援センターにおいて業務を行います。 婦人相談員の仕事内容は、大きく分けて3つあります。1つ目は、要保護女子や配偶者からの暴力被害女性の相談に応じることです。婦人相談員は、相談者の話を親身になって聞き、問題解決に向けてアドバイスします。2つ目は、要保護女子や配偶者からの暴力被害女性の発見を行うことです。婦人相談員は、地域を巡回して要保護女子や配偶者からの暴力被害女性の存在を把握し、必要な支援につなげます。3つ目は、要保護女子や配偶者からの暴力被害女性の指導を行うことです。婦人相談員は、要保護女子や配偶者からの暴力被害女性に対して、自立や再出発に向けた支援を行います。
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母子・父子自立支援員:ひとり親家庭を支える専門家の役割

母子・父子自立支援制度とは、ひとり親の家庭の自立を支援するための制度です。制度は、相談やその他の援助を提供する母子・父子自立支援員を福祉事務所に配置することによって実施されています。母子・父子自立支援員は、家庭の状況やニーズを理解した上で、適切なアドバイスや支援を行うことができます。また、母子・父子自立支援員は、ひとり親家庭が社会で自立していくことができるよう、適切な支援を提供します。支援内容は、ひとり親家庭の状況によって異なりますが、主に、以下の内容が含まれます。 ● ひとり親家庭に対する経済的支援 ● 教育や職業訓練の機会へのアクセス支援 ● 子育て支援 ● 家庭内暴力からの保護 ● 住居支援 これまで母子・父子自立支援制度は、ひとり親家庭の自立を支援する上で重要な役割を果たしてきました。しかし、ひとり親家庭のニーズは多様化しており、支援制度もそれに対応する必要があります。そのため、近年、母子・父子自立支援制度の見直しが行われ、よりひとり親家庭のニーズに合った支援が行えるよう、制度内容が変更されました。
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保育料の応能負担とは?

応能負担とは、福祉サービスを利用する際に、利用者の所得に応じて必要な費用が変動することをいいます。育児に関する応能負担としては、認可保育園で保育サービスを利用する際に世帯の所得に合わせ保育料が変動する制度があります。 応能負担の意義は、低所得世帯がより手頃な価格で保育サービスを利用できるようにし、子育て世帯の経済的負担を軽減することです。また、子育て世帯の経済状況の変化に対応して保育料が調整されるため、子育て世帯が安心して保育サービスを利用できる環境が整います。 さらに、応能負担によって保育サービスの公平性が高まり、富裕層と貧困層の格差を縮小する効果があると考えられています。
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食物アレルギーとは?症状や予防法を知っておこう!

食物アレルギーとは、飲食した食物によってアレルギー症状が引き起こされることです。たとえば、じんましん、皮膚が赤くなる・かゆくなる、嘔吐・頭痛、下痢、せきなどです。赤ちゃんでは、卵や牛乳、小麦がよく問題となりますが、赤ちゃんがアレルギーを起こすことを心配して妊婦さんや授乳中のお母さんが、自己判断で「卵を食べない」など食物制限をすること、また自己判断で離乳食の開始を遅らせたり食物制限をするのは、効果がないどころかむしろ逆効果であることもわかってきました。アレルギーや食物アレルギーが心配な場合は、必ずアレルギー専門医に相談して、予防や治療を行いましょう。
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養育里親とは?役割や制度について解説

養育里親は、何らかの事情により、保護者のいない、または保護者に監護させることが適当でない子ども(要保護児童)を、家庭で暮らすことができるまでの間や自立するまでの間、養育する里親です。養子縁組を目的としていないため、期間は、1年未満の短期の場合もあれば、それ以上の長期の場合もあります。養育里親になるには、事前の研修と登録が必要となります。 養育里親の役割は、子どもに家庭的な環境を提供し、健やかな成長を促すことです。具体的には、食事や入浴などの基本的な世話や、しつけや教育、相談や支援などを行います。また、里子と里親家族との関係を築き、里子が安心して暮らせるようサポートすることも大切です。 養育里親は、専門的な知識や技能を必要とするため、研修や登録制度が設けられています。研修では、養育里親としての心得や、養育里親になるための準備、養育里子の特徴や養育上の留意点などについて学びます。登録制度は、養育里親として適格であるかどうかを審査するためのもので、審査に合格すると登録票が交付されます。 養育里親は、里子にとってなくてはならない存在です。養育里親が子どもに愛情を注ぎ、健やかな成長を促すことで、里子が将来、自立して社会で活躍できるようになります。
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団塊の世代とは?少子化時代におけるその意味

団塊の世代は、昭和21年(1946年)から昭和24年(1949年)にかけてのベビーブームの時代に生まれた世代です。人口ピラミッドで見ると、同世代の人数が特に多く、かたまり(団塊)のような形になっているところから名づけられました。 団塊の世代の特徴として、まず挙げられるのは、その人口の多さです。団塊の世代は、約1,060万人と、それまでのどの世代よりも多く生まれました。このため、団塊の世代は、日本の社会や経済に大きな影響を与えてきました。 団塊の世代の特徴の2つ目は、その教育水準の高さです。団塊の世代は、戦後復興期に生まれたため、教育に力を入れることができた世代です。このため、団塊の世代は、それまでのどの世代よりも教育水準が高く、大学や大学院まで進学する人も多くいました。 団塊の世代の特徴の3つ目は、その社会意識の高さです。団塊の世代は、学生運動や反戦運動に参加するなど、社会問題に関心を持つ人が多くいました。このため、団塊の世代は、日本の社会や政治に大きな影響を与えてきました。
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ランドルト環について知っておくべきこと

ランドルト環とは、視力検査のときに用いられる形状で、輪の切れているところを指示するものです。直径7.5ミリの輪の中にある、切れ目1.5ミリを5メートル離れて指示できれば、視力は1.0となります。視力の数値は、この輪の大きさに反比例し小数で示されます。ランドルト環は、1888年にドイツの眼科医、アドルフ・ランドルトによって考案されました。それまでは、視力検査には、文字や数字を提示する方法が用いられていましたが、文字や数字だと識字能力の高い人の方が有利になってしまい、視力の本来の測定ができませんでした。そこで、ランドルトは、文字や数字を使わずに、視力を測定できる方法として、ランドルト環を考案しました。ランドルト環は、世界中で視力検査に使用されており、視力検査の標準とされています。
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里親、知っていますか?

里親制度とは、児童福祉法に定められた里親制度に基づき、様々な事情により家庭での養育が困難であったり、受けられなくなった子どもたちを家庭環境のもとで養育する制度のことです。 里親には、家庭で暮らすことができるようになるまで、もしくは成人18歳になるまで養育養護を行う「養育里親」、親族がなる「親族里親」、虐待を受けた子どもなど専門的なケアが必要な子どもを預かる「専門里親」、養子縁組を前提とした「養子縁組里親」などの種類があります。 里親になるには、まず児童相談所に相談し、適性や資格要件などの審査を通じて可否の判断がなされ、認定を受け里親として登録されます。その上で、子どもと里親のマッチングなどを考慮して委託が行われます。 里親は、児童福祉司などの指導や援助を受けつつ子どもを養育し、その費用として委託費が支給されます。
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配偶者からの暴力防止法を理解しよう

配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律とは、配偶者からの暴力による被害者を保護するために制定された法律です。配偶者からの暴力は、親から子どもへの暴力や、子どもからの親への暴力、きょうだい間の暴力など、家族内暴力の一種です。家族内暴力は、身体的、精神的、経済的など、さまざまな形態で被害者に影響を与えます。 配偶者からの暴力防止法は、配偶者からの暴力の被害者を保護するために、さまざまな措置を定めています。たとえば、被害者が配偶者から暴力を受けた場合、警察に被害届を提出することができ、警察は被害者を保護するために必要な措置を講じなければなりません。また、被害者は、配偶者からの暴力を受けた場合、裁判所に保護命令を申し立てることができます。保護命令は、配偶者が被害者に近づいたり、連絡を取ったりすることを禁止する命令です。
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お母さん座りとあぐら→ その呼び名の由来

お母さん座り (子供に分かりやすく、正座のことを「お母さん座り」や「お客さん座り」と呼び、あぐらを「お父さん座り」と呼ぶ。) お母さん座りとは、子供に分かりやすく、正座のことを「お母さん座り」や「お客さん座り」と呼び、あぐらを「お父さん座り」と呼ぶことです。この呼び方は、お母さんが正座をすることが多く、お父さんがあぐらをかくことが多いという家庭が多いことに由来しています。 お母さん座りは、子供に正座の姿勢を教えるときに使うと、子供にとって分かりやすいでしょう。また、お母さん座りは、子供がお客さんを迎え入れるときや、食事をするときなど、フォーマルな場面で使うことができます。
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育児の用語『栽培』の意味と子育てとの関係

栽培とは、植物を育てることです。土を耕し、種や苗を植え、水やりや肥料を与えて世話をすることで、植物を成長させていきます。栽培は、花や野菜、果物など、さまざまな植物を育てることができます。 栽培を行うことで、植物の成長過程を観察したり、収穫した植物を食べたりすることができるようになります。また、栽培は、自然に親しみ、環境について学ぶ機会にもなります。 栽培は、家庭菜園やガーデニングとして、多くの人々に楽しまれています。家庭菜園では、野菜や果物を育てることで、新鮮で安全な食材を収穫することができます。ガーデニングでは、花や観葉植物を育てることで、部屋や庭を彩ることができます。
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児童の最善の利益とは何か

児童の最善の利益の原則とは、子どもに関わるあらゆる決定において、その子どもの最善の利益を最優先することを基本とする原則のことです。これは、「児童の権利に関する条約」(第3条)に規定されており、子どもは、将来的・長期的に公的・私的にも、その置かれる状況において最大限の権利が保障されるべき存在であるとされています。 児童の最善の利益の原則は、さまざまな場面で適用されます。例えば、親権や監護権の決定、養子縁組や里親委託、教育や医療、福祉などの分野において、子どもの最善の利益が最優先されるべきです。また、子どもが暴力を受けていたり、虐待を受けていたりする場合、その子どもの最善の利益を考えた上で、適切な措置を講じる必要があります。
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特別児童扶養手当〜支給要件や制度の概要〜

特別児童扶養手当とは? 特別児童扶養手当は、精神又は身体に著しく重度の障害を有する者(2親等内の親族を除く)の福祉の増進を図ることを目的とする法律に基づき支給される手当です。支給対象となる児童は、20歳未満の障害のある児童で、障害の状態により1級または2級に区分されます。障害の程度は、同法施行令に定められており、1級および2級に区分されています。 手当額は障害の程度(1級、2級)に応じた額となっており、受給資格者の前年の所得が一定以上ある場合等は、支給制限があります。
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保育士とは?役割や資格について

保育士とは、児童福祉法に規定されている児童福祉施設において児童の保育に従事する専門職のことです。保育士になるためには、厚生労働大臣の指定する指定保育士養成施設を卒業するか、保育士試験に合格する必要があります。 保育士の仕事は、児童の心身の健全な発達を促し、自立した人間を育てることです。具体的には、児童の食事や着替え、排泄などの身の回りの世話を行うほか、遊びや運動、学習などを通じて児童の発達を促します。また、児童の保護者との連絡や連携を図り、児童の健やかな成長を支えます。 保育士は、児童の発達に大きな影響を与える重要な仕事です。保育士が児童に接する態度や言葉遣い、保育内容などは、児童の成長に大きな影響を与えます。そのため、保育士は、児童に常に優しく接し、児童の目線に立って保育を行うことが大切です。また、保育士は、児童の発達について常に学び、知識や技術を向上させる必要があります。
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重症心身障害児とは?大島分類とは?

重症心身障害児とは、児童福祉法に規定される障害児のうち、重度の知的障害および重度の肢体不自由が重複している児童のことです。 重症心身障害児は、大島一良氏が発表した大島分類によって区分され、1から4に当てはまる児童を一般に重症心身障害児といっています。 大島分類は、重症心身障害児の重症度を4段階に分類しており、1が最も重症で、4が最も軽症となります。1は、寝たきりであり、自分で食事や排泄することができない児童です。2は、自分で食事や排泄することはできますが、移動や身の回りのことは自分でできない児童です。3は、自分で移動や身の回りのことはできますが、知的障害が著しく、社会生活を送ることが困難な児童です。4は、知的障害が軽度であり、社会生活を送ることができますが、肢体不自由のために日常生活に困難がある児童です。