便色カードで知る赤ちゃんの健康状態

便色カードで知る赤ちゃんの健康状態

育児子育て研究家

便色カードって聞いたことある?

育児の初心者

ありません。

育児子育て研究家

便色カードは、2012年からの母子健康手帳に掲載されているもので、赤ちゃんの胆道閉鎖症を早期に発見するためのカードです。

育児の初心者

胆道閉鎖症ってなんですか?

便色カードとは。

2012(平成24)年から母子健康手帳に掲載されている便色カードがあります。これは赤ちゃんの胆道閉鎖症を早期に発見するためのものです。
うんちの色は、赤ちゃんの体調や病気の症状、腸の発達などを知るのに役立ちます。よく観察しましょう。

便色カードとは?

便色カードとは?

2012(平成24)年からの母子健康手帳に掲載されているのが便色カードです。これは赤ちゃんの胆道閉鎖症を早期に発見するためのカードです。胆道閉鎖症とは、胆汁が肝臓から十二指腸へ流れ出ない病気です。胆汁は、消化を助ける働きや、老廃物を排泄する働きなどがあります。胆道閉鎖症になると、胆汁が肝臓にたまって肝臓が腫れたり、硬くなったりして、肝機能が低下します。最悪の場合、肝硬変や肝がんを発症する可能性もあります。胆道閉鎖症は、新生児1万人に1人くらいの割合で発症する病気です。早期発見できれば、手術で胆汁の流れを改善することができ、肝機能の低下を防ぐことができます。

便色カードは、赤ちゃんの便の色を記録するためのカードです。便の色は、胆汁の量によって決まります。胆汁がたくさん含まれている便は黄色ですが、胆汁が少ない便は白っぽくなります。胆道閉鎖症になると、便の色が白っぽくなります。便色カードには、便の色を比較するための色見本が掲載されています。赤ちゃんの便の色が色見本と違う場合は、胆道閉鎖症の可能性があります。その場合は、すぐに医療機関を受診してください。

便色カードで分かること

便色カードで分かること

2012(平成24)年からの母子健康手帳に掲載されているのが便色カードです。 これは赤ちゃんの胆道閉鎖症を早期に発見するためのカードです。こうした病気の発見だけでなく、うんちは、赤ちゃんの体調や病気の症状、腸の発達などを知るのに役立ちます。よく観察しましょう。

赤ちゃんのおなかが「グ~グ~」となったり、足やおなかを曲げたり、顔を赤らめたりして苦しそうにしている場合、うんちがたまっているかもしれません。また、うんちが黒っぽい場合や、白や灰色の粘液状の場合、血が混じっている場合は、病気の可能性があります。すぐに医師に相談しましょう。

赤ちゃんのうんちが気になる時は

赤ちゃんのうんちが気になる時は

赤ちゃんのうんちは、その色や形、ニオイ、回数などによって、赤ちゃんの体調や病気の症状、腸の発達などを知ることができます。赤ちゃんのうんちが気になる時は、母子健康手帳に掲載されている便色カードを参考にするとよいでしょう。便色カードは、赤ちゃんの胆道閉鎖症を早期に発見するためのカードです。

胆道閉鎖症とは、胆汁が肝臓から十二指腸に流れ出なくなる病気です。胆汁は、脂肪の消化を助ける役割をしています。胆道閉鎖症になると、脂肪の消化がうまくできなくなり、下痢や便秘、腹痛などの症状が現れます。また、うんちの色が白っぽくなったり、ニオイが強くなったりすることもあります。

胆道閉鎖症は、早ければ生後数日で発症することがあります。早期に発見して治療しないと、肝硬変や肝臓がんになることもあります。そのため、赤ちゃんのうんちが気になる時は、すぐに医師に相談することが大切です。

便色カードは、赤ちゃんの胆道閉鎖症を早期に発見するためのカードですが、うんちの色や形、ニオイ、回数などによって、赤ちゃんの体調や病気の症状、腸の発達などを知るのに役立ちます。よく観察して、気になることがあれば医師に相談しましょう。

うんちで分かる病気

うんちで分かる病気

うんちは、赤ちゃんの体調や病気の症状、腸の発達などを知るのに役立ちます。よく観察しましょう。便の色、形、におい、量の変化は、病気のサインかもしれません。

うんちで分かる病気

うんちで分かる病気には、次のようなものがあります。

* 胆道閉鎖症便の色が白っぽくなる病気です。胆汁が肝臓から腸に流れず、便に胆汁が混じらなくなるためです。
* 乳糖不耐症乳糖を消化できない病気です。乳糖を含む母乳やミルクを飲むと、下痢や腹痛を起こします。
* 食物アレルギー特定の食物を食べると、下痢や腹痛、湿疹などの症状を起こす病気です。
* 腸重積症腸がねじれたり、腸の一部が腸の中に押し込まれたりする病気です。腹痛、嘔吐、下痢などの症状を起こします。
* 腸閉塞症腸が詰まったり、狭くなったりして、便が流れなくなる病気です。腹痛、嘔吐、便秘などの症状を起こします。

うんちに異常が見られたら、すぐに医師に相談しましょう。

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